地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 132 「雲海」は貴重な地域資源になる(3) 富士山に感動、山梨県に新スポット誕生
住宅新報 2020年4月14日 号 9面

富士山を展望できるスポットは、外国人観光客でにぎわう
韮崎の3つの強み 山梨県韮崎(にらさき)市にある標高1731メートルの甘利山(あまりやま)は、地元では季節に咲く花々を楽しみながら山登りするハイキングコースだ。ここが、最近、雲海の新名所として外国人観光客から注目が高まっている。その最大の魅力は、「雲海越しの富士山」である。やはり、海外からは日本といえば「富士山」の名前がすぐに挙がるように、キラーコンテンツだ。それが雲海越しに見えるのだから、当然ポテンシャルが高い。
甘利山が注目されるようになったのには、3つの理由があり、1つ目はもちろん富士山。2つ目は都心から近いことで、JR中央本線利用で新宿から1時間40分で行ける。そして3つ目が、山頂に宿泊施設があることだ。
前回の宮崎県高千穂でも紹介したように、早朝に雲海スポットにたどり着くためには、近隣に宿があることが重要になる。多くの雲海スポットは、雲海が発生しやすい早朝に自家用車などで移動する必要があるが、甘利山では山頂に宿泊施設やキャンプ場があることから、他のスポットに比べても、アドバンテージがある。このロッジでは、朝方にはすぐ眼の前に雲海が広がる光景を眺めることができる。






















