「いえかるて」説明会開く 住宅履歴推進協 既存住宅の流通拡大へ
住宅新報 2020年11月24日 号 19面
住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会は11月13日、ウェビナー「住宅履歴情報(いえかるて)の活用説明会」を開いた。住宅履歴情報は設計図書、建築方法、修繕・リフォーム状況などを記録・保存したもの。今回の説明会は国土交通省の補助事業として開催。既存住宅の流通拡大に向けた住宅履歴情報の活用が紹介された。
同協議会の高橋正典理事(価値住宅代表取締役)が不動産業における安心R住宅制度と住宅履歴情報の活用について説明。不動産業界の展望として(1)業際化が進む(顧客からすれば建設業やリフォーム業などの業界分けは意味がない)、(2)新築着工戸数の減少によるマーケット変化の前倒し、(3)大手の寡占化――を挙げた。そうした状況を踏まえ、仲介会社のあり方として「建物を評価するという考え方がないと、これからは勝てないのではないか」と述べ、住宅履歴情報やリフォームによる価値向上を強調した。
更に、売却物件の獲得を重視し、「これから買主は減り、売却物件が次々と出てくる」と述べ、「既存住宅を売るときには手直しのイメージを提供しないと売れない。汚い状態の家を買ってくれと言っても、お客様は反応しない」と説明。安心R住宅における実施状況を踏まえ、リフォーム提案型にビジネスチャンスがあると指摘した。























