鉄道車両更新ファンド組成 三菱地所、MS社 しなの鉄道沿線活性化へ
住宅新報 2021年1月12日 号 3面
三菱地所とミュージックセキュリティーズ(以下MS社、東京都千代田区)は、しなの鉄道沿線の活性化に向けた施策を始める。MS社が1月14日から、第三セクター鉄道会社であるしなの鉄道(長野県上田市)の車両更新(新型車両の導入)に必要な資金の一部を、ファンドを活用して募集する。
三菱地所はMS社と連携関係にあり、しなの鉄道とは19年3月に沿線の活性化などを目的に協定を締結している。今回のファンド組成に関して、三菱地所がMS社としなの鉄道の仲介を行った。第三セクターの鉄道会社が新型車両の設備投資にファンドを活用するのは国内初という。
今回は社会的な課題の解決を目指すインパクト投資を活用し、期待リターンの異なる投資家に異なる条件を提示するブレンド・ファイナンスのスキームを用いる。新型車両の導入は消費電力の大幅な削減と共に、沿線地域の活性化の取り組みにも連動させる方針だ。新型車両への更新は46両を計画し、そのすべてが更新された際にはCO2削減量を年間で約3600トン以上と想定する。























