この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇28 住宅評論家 本多信博 賃貸住宅経営近代化に必須 「定借」を敬遠する時代は終わった
住宅新報 2021年2月9日 号 15面

集合住宅にとって不良入居者がいないことは究極の価値。つまり生活ルールを守らない入居者をオーナーが追い出すことができる定期借家権は、その他の入居者にとっては最大のメリットでもある
今年6月から「賃貸住宅管理業法」に基づく管理業者としての登録義務制度が始まる。200戸以上を管理している業者が対象だが、登録には「業務管理者」(以下、管理者)の設置が必要になる。その管理者として認定されるのは賃貸不動産経営管理士または宅地建物取引士となる。
管理者はいわば賃貸住宅経営のプロだから、賃貸住宅経営を安定させる能力が求められる。経営の安定化に欠かせないのが「長期修繕計画」だが、将来の賃料収益に一定のめどを立てなければ修繕計画も〝絵に描いた餅〟になりかねない。
長期修繕計画を担保























