マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ サンマンションアトレ東雪谷【前編】 東京都大田区 エレベーターからの救出訓練 首都直下地震に備える
住宅新報 2021年2月23日 号 21面
連載: マン活に励む管理組合

通常、何の心配もせずに使っているエレベーターにも閉じ込めのリスクが潜む
東急池上線石川台駅から徒歩2分の「サンマンションアトレ東雪谷」は総戸数48戸のマンション。20年10月下旬に、居住者向けのエレベーター救出訓練を行いました。エレベーターの保守点検の後に行われた救出訓練は、居住者7名が参加。この10年間、毎年開催しています。
理事長を務めたこともあり、現在は理事会のオブザーバーとして関わりながら〝マンション防災士〟として各所で講演なども行っている釜石さんは、エレベーターの救出訓練の重要性について訴え続けてきました。 「マンション住まいの人は在宅避難が基本。そのためには、まず管理組合が建物の耐震化や防災マニュアルなど、ハード、ソフト両面を整えることが求められます。また、個人としては家具の転倒防止対策や在宅避難用の防災グッズなどを備える必要があるのです」と釜石さんは言います。
普段から多めに食材を買っておき、使った分だけ買い足すことで、常にストックを切らさないようにする「ローリングストック法」や、お米やパスタ等と水、野菜と缶詰などの食材をポリ袋に入れて湯煎する「ポリ袋調理」を提唱し、各家庭にカセットコンロの備蓄を説くなど、「自助」の啓発活動にも積極的な釜石さんですが、なぜエレベーター救出訓練がそれほど大事だとおっしゃるのでしょうか。























