「社会のために貢献したい」。少し大上段な感じもするが、そう思いながら、仕事をしてきた。都市の本質は、建物や道路などのインフラにあるわけではない。都市は人の集合体であるということが本質にあると思っている。人々が幸せに暮らしたり、交流を大事にしていかないといい街はできない。森ビルに就職したのも、そうした都市に関わることができると考えたからだ。
人の集合体が都市である以上、人と人との交流は、大きなウエイトを占める。しかし、約1年前、新型コロナが人々の行動を変えた。人と会うことが制限され、在宅勤務やリモートワークが中心となった。自分自身も人と接しないのはストレスになる。仕事をこなすことはリモートでも可能だが、本当にビジネスで大事な話をするときは直接会いに行っている。
顔を合わせることで、お互いの信頼関係が生まれる。緊急事態宣言期間中は控えているとはいえ、虎ノ門ヒルズのイノベーション支援施設である「ARCH」や「CIC」にも分け隔てなく顔を出し、積極的に相互の交流イベントを仕掛けてきた。
























