この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇35 住宅評論家 本多信博 人間衰退期の「住宅論」 感性と直感を失えば
住宅新報 2021年3月30日 号 25面

「BESS MAGMA」発表会で、「論理だけしかなかったら人間ではなくなる」と語る二木浩三社長。「判断の延長に決断があるわけではなく、直感で決断してこそ人生は楽しい」と持論を展開。そして、「その人間の決断を後押ししたいという思いでマグマを創設した」と述べ、発表会を終えた
不動産の産が「産業」の産
と同じであるため、おかしな言い回しが常態化している。例えば「自動車産業」という言い方を不動産に当てはめるなら、「不動産産業」と言わなければならない。「不動産業」という言い方は「自動車業」と言っているようなものである。
更に気になるのは「住宅・不動産業」という言い方である。住宅もれっきとした不動産なのに、どうして二つが併記されているのか。これは、戦後の住宅政策が住宅着工を景気刺激の手段として位置付けてきたことに関係している。つまり、住宅が高額な耐久消費財として扱われたために、資産(不動産)というイメージが薄くなってしまったのである。























