首都圏、東京に隣接する立地特性 減速した人流、過熱する物流 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第3回 千葉県
住宅新報 2021年5月25日 号 14面
連載: ニューノーマル最前線
コロナ禍は、人々の生活様式の変化を通じて不動産のあり方にも様々な影響を与えている。コロナ対策のため、人の流れを抑制するための措置等が講じられた結果、飲食店等の店舗、人が集まる都心部、観光地など広域的な商圏を有する地域等で大きな影響が生じている。
千葉県において、観光客や宿泊者が多い地域としては、浦安市や成田市が挙げられる(グラフ参照)。例えば、東京ディズニーリゾート(TDR、浦安市)の年間入園者数は、例年約3000万人であるが、21年3月期は約756万人にとどまった。成田国際空港(成田市)の20年航空旅客数は前年比約76%減となり、東日本大震災および原子力発電所事故の影響があった11年の減少率(同約17%減)を大きく上回った。
このような変化は、コロナ禍による新たな変化であり、その多くは、人々の意思に反した行動制限等によるものであることから、コロナ収束後は次第に回復するが、その速度や程度は、地域や施設の競争力、商圏等によりまだら模様になると予測する。
























