ICTの取り組みで注目を集める歴史のまち 新常態の追い風を受けて 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第13回 福島県会津若松市
住宅新報 2021年8月3日 号 16面
連載: ニューノーマル最前線
福島県会津若松市。東京から直線距離で約200キロ、福島県西部に位置する面積382.99平方キロ、人口12万人弱のこのまちは、県内でも有数の知名度を誇る、言わずと知れた観光都市である。鶴ヶ城、白虎隊の悲劇、温泉、ソースカツ丼……。会津若松を象徴する事物は枚挙にいとまがない。自然と歴史に彩られた情緒豊かなまち。そんな会津若松が今、意外にも時代の最先端をいく取り組みで注目を集めている。
ICTを通じて 産学官が連携
その取り組みの名称は「スマートシティ会津若松」。東日本大震災後の13年より会津若松市が標榜しているICTを活用したまちづくりである。「スマートシティ会津若松」の施策は、健康や福祉、教育、防災、エネルギー、交通、環境、産業など多岐にわたり、少子高齢化や人口減少が加速する会津若松を、持続可能で魅力的な地域社会にすることを目的にしている。その大きな特色は、ICT専門大学として国内随一の規模を誇る会津大学、行政、そして何より企業との連携であり、会津若松は今や名だたる企業が次々と集結するホットスポットとなっている。
























