東急 既存建築物再生事業に参入 東急線沿線の老朽物件を再生
住宅新報 2021年8月31日 号 1面
東急は、既存建築物の再生事業を展開する。同社は、建築手法である「再生建築」を手掛ける(株)再生建築研究所と今年4月に業務提携。木造建築物の耐震化や倉庫、ビルなど4件で協業の実績がある。今回の提携により、今後、東急線沿線エリアにおける老朽化物件の再生事業を実施し、サステナブルな街づくりを目指す。
実績の具体例としては、4棟の違法建築群を60年ぶりに検査済証を取得した木造2階建ての「ミナガワビレッジ」(東京都渋谷区神宮前)、旧耐震の倉庫・事務所ビルの耐震補強を見直したインキュベーションオフィス「100Banch」(東京都渋谷区渋谷)、解体の手法を意匠に転換しつつ、居ながら耐震補強を実現した「神南1丁目ビル」(東京都渋谷区神南)がある。
「再生建築」は老朽化物件の再生で課題となる建て替えコストや工期に対して、既存躯体を利用することで、解体工事や新規の躯体工事を行う必要がないため、新築と比較してコストが大幅に抑えられ工期も短縮される。更に、設備・内外装を新築同等に更新することも可能で、条件次第では建物に入居者がいる状態で再生することが可能だ。























