09年にリクルートに入社。新築マンション情報誌の担当者になったのが住宅・不動産業との出合いだ。新人業務で様々なマンションの現地調査を行い、図面に起こした。「第三者目線で物件価値や気づきを提示し、ディベロッパーと二人三脚で顧客にPRすることに意義を感じた」
転機は11年の東日本大震災。冷静な上司がパニックで逃げ出す姿が目に飛び込んできた。自身が経験した阪神・淡路大震災や通学路線で起こった列車脱線事故の記憶が結び付き、「事故は防げなくても、災害は備えと周囲の協力があれば助かる命もある。防災を伝える専門家になる」と決めた。
11年末に同社を退職。東京都葛飾区のFM放送局で防災番組のパーソナリティを務めながら役所や地域を回った。18年4月から大学院でエリアマネジメントや災害時の社会心理を学ぶ。共助のコミュニティづくりと被災時の人々の行動を変える手法を体系化するためだ。























