にぎわい創出を進める県内随一の繁華街 鹿児島の「顔」復権へ 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第21回 鹿児島市・天文館
住宅新報 2021年10月5日 号 22面
連載: ニューノーマル最前線
コロナ下におけるニューノーマルの代表格「テレワーク」の推進により、働く場所を問わない新たなスタイルが浸透しつつある。現時点において、居住地の選択の自由度が高まったことにより地方移住が進むと判断するのは早計かもしれないが、これまで以上に、ここ鹿児島県を含め、地方都市に対する関心は高まりつつある。新たな時代を迎えようとする中、鹿児島の顔とも言える中心市街地「天文館」の今と、これからの役割について触れたい。
昭和初期からの繁華街
天文館は昭和初期に路面電車が開通し、鹿児島座という劇場が開館して以来、鹿児島県随一の繁華街として発展してきた。「天文館通り」には飲食店や土産物屋等が軒を連ね、昔ながらの老舗店舗が並ぶ「なや通り」、「そつのんごろ(酒飲み)」が集まる「文化通り」周辺など、特色のある様々な通りが地区を形成している。
























