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スタンダード会員限定年収倍率 〝マンション買えない〟 東京は13倍超、高根の花に

住宅新報 2021年11月2日 号 3面

総合

 マンションが買いづらい。東京カンテイは価格が年収の何倍にあたるかを内閣府の県民経済計算を使い調べたところ、全国平均は新築で8.41倍と4年連続で拡大し、築10年の中古が5.92倍と前年から0.40ポイント拡大して6倍台に迫った。新築を見ると、年収倍率が拡大した地域は前年から1つ増え25になり、東京都の新築が2年ぶりに拡大して13.40倍と全国で最も倍率が高く過去15年間の最高値を記録した。首都圏は神奈川県(10.72倍)と埼玉県(10.21倍)が10倍を超え、埼玉は3年ぶりの10倍台に達した。

 地方圏は栃木県(7.92倍)、群馬県(9.28倍)、新潟県(9.11倍)、富山県(8.49倍)、熊本県(9.92倍)でタワー物件の供給が影響した。長野県(10.24)は軽井沢の高額物件を受け10倍を超えた。地方圏の10倍超えは長野のほか宮城県(10.63)と沖縄県(10.84)となった。

 近畿圏も同様に新築価格の上昇率が平均年収の増加率を上回り平均9.14倍と前年から0.29ポイント拡大した。大阪府(10.37倍)と和歌山県(7.84倍)を除く4府県で倍率が拡大し、中でも滋賀県(7.94倍)と奈良県(8.64倍)で過去15年間の最高値を記録。新築価格は和歌山県を除いて軒並み上昇した。

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