開港から450年を迎えた重要港湾 文化・歴史育んだ海の玄関口 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第25回 長崎県・長崎港
住宅新報 2021年11月2日 号 14面
連載: ニューノーマル最前線
「長崎」の地名の由来は諸説あるが、長崎市立山周辺から旧長崎県庁のある江戸町へ港に向かって突き出た「長い岬(崎)(みさき)」を含む土地だったとする説がある。岬の突端にある人工の島が「出島」である。
21年、長崎港は1571(元亀2)年の開港から450年を迎えた。ポルトガル貿易船が初めて入り、日本初のキリシタン大名・大村純忠によって6つの町(島原町・大村町・平戸町・横瀬浦町・外浦町・文知町)が造られたとされる。鎖国時代には、わが国唯一の外国との窓口として最も重要な港となり、海外からの物資や文化はすべて長崎を通じてわが国にもたらされた。明治以降は、上海航路をはじめとして外国航路の連絡船が寄港する歴史ある貿易港として発展してきた。
いまだ収束のめどが立たない新型コロナウイルス感染症の大流行は、人々の生活を一変させた。長崎県や長崎市などが4月27日、開港450周年記念式典を開いたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって無観客の開催となった。
























