賃貸住宅の役割やあり方探る 住宅改良開発公社 シンポジウム開く
住宅新報 2021年12月21日 号 15面
住宅改良開発公社(生亀孝志理事長)は12月3日、賃貸住宅の可能性を探る「あしたの賃貸プロジェクト」の一環としてオンラインシンポジウムを開いた。シンポジウムの開催は昨年に続き2回目。開会のあいさつで、生亀理事長は「一人ひとりの暮らしや働き方、地域社会との関わり合いの中で賃貸住宅の役割やあり方、可能性が見えてくるのではないか」と述べた。
講演は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の大月敏雄教授が「社会の潤滑油としての賃貸住宅」をテーマに行った。まず大月教授は「賃貸住宅は引っ越しの際の潤滑油になる。いろいろな現象をつなぐ役割を果たす」と述べる。人生のスタイルの多様化を踏まえ、賃貸住宅は人生前半における仮の住まい以上の役割を果たしていると指摘。大月教授は「『引っ越しは環境移行』という視点が建築計画、人間行動学の学問の中にある。環境移行は非常に重視されている」と説明した。























