不動産取引現場での意外な誤解 賃貸借編168 貸主は管理規則を一方的に変更できるか?
住宅新報 2022年4月19日 号 15面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解
Q 先日、ペット飼育「可」の賃貸マンションのオーナーから、急にペット飼育「不可」にすると言ってきたのですが、そもそもそのような重要な管理規則を貸主が一方的に変更できるのでしょうか。
A 管理規則の一方的な変更は、それが建物全体の居住環境の維持改善のために必要な範囲内のものであれば、法的に可能というのが通説です。したがって、そのような考え方で本件の問題を考えた場合に、「ペット飼育」という、少なからず居住環境にマイナス影響を与える行為を禁止することは、むしろ居住環境を良くするものと考えることができます。
しかし問題は、既に「ペット飼育可」という条件で入居している借主との契約更新の際の対応です。























