ホテル、商業施設の整備が進む富山駅周辺 県内外の需要に応える 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第49回 富山市
住宅新報 2022年4月26日 号 20面
連載: ニューノーマル最前線
富山駅周辺は近年開発や周辺整備により、県内で最も大きな変貌を遂げているエリアと言えるのではないか。
15年の北陸新幹線の開業後、北陸を訪れる旅行者が増えて開発が進んでいる。20年3月には路面電車の南北接続が完了して交通アクセスが飛躍的に向上し、公共交通を軸としたコンパクトシティ化が現在も進められている。新旧の市内電車が往来する様子はノスタルジックな景観と先進的な都市像とが融合しているようにも見える。
今年の3月18日には、駅前にホテル「ホテルヴィスキオ富山」(182室)と商業複合施設「マルート(MAROOT)」が開業し、週末はもとより平日も多くの人でにぎわいを見せている。また、駅周辺では「ホテルJALシティ富山」(252室)が3月1日に開業し、外資系ホテル「ダブルツリーbyヒルトン富山」(201室)が23年に開業予定だ。これらにより富山市内のホテル客数は約14%増える見通しで、各ホテルの価格競争の激化が懸念されるが、駅周辺の開発・整備は着々と進んでいる。
























