古民家宿の物語 日本全国リノベーション 12 宮崎県高千穂町「神楽の館」 (上) 夜神楽を守るために隣町から移築
住宅新報 2022年8月23日 号 11面

外観からは古民家とは判断しにくい
山小屋のような外観
「神楽の館」は山の中腹にあり、展望が素晴らしい。丘の棚田と深い谷、遠くの山々が一望できて、雄大な景観を楽しませてくれる。そのすぐ近くに温泉も併設されていて、歩いても行ける距離。古民家宿の十数台が止まれる駐車場は、3室しかない規模からいって不釣り合いなほど広い。これに意味があることを後で知った。
さて、古民家宿の建物だが、外観が現代的な白い外壁になっていて、最初は古民家だとは分からなかった。間違った場所に来たのではないかと思ったほどだ。ひょっとして、近隣に別棟があるのかと、取りあえず話を聞きに中に入った。すると、中は確かに古民家ではないか。黒くて立派な太い柱や梁(はり)が備わっている。






















