古民家宿の物語 日本全国リノベーション 13 宮崎県高千穂町「神楽の館」 (下) 本物の神楽の会場に宿泊できる
住宅新報 2022年8月30日 号 15面

屋内に入ると神庭が印象的だ
神楽を受け継ぐ場
靴を脱いで宿の中に入ると、板の間になっていて、正面が神楽を舞う「神庭(こうにわ)」と呼ばれる舞台がある。真ん中に神棚、天井には「彫り物(えりもの)」と呼ばれる切り絵としめ縄によって四角く結界が張られている。
元々、神楽は毎年持ち回りで集落の民家を会場として使っていて、「神楽宿」に当たった家の負担は大きく、人口減や高齢化によって神楽の存続の危機に直面していた。その課題解決策として平成11年、ここに移築した。現在では日頃から天岩戸夜神楽を受け継ぐ若者たちの練習の場として使われる。だから神庭は1年通して設置されている。






















