京都・祇園新橋で資産活用 地域の発信拠点に 京都まちづくりC
住宅新報 2022年11月29日 号 19面
公益財団法人京都市景観・まちづくりセンターは、京都らしい景観の保全・創造に向け、京都・東山にある明治期初期の建築で京都市所有「祇園新橋歴史的建造物」について、建物・景観保全を前提に民間の事業手法・ノウハウを導入した資産活用事業に取り組む。建物が持つ歴史風情を生かして地域資源化を進め、周辺の活性化につなげる。市から「建造物」をまちづくりセンターが借り受け民間事業者に転貸(サブリース)、有効活用を図る事業で、民間利活用事業者を公募型プロポーザル方式で募集する。11月14日に発表した。
京都らしい歴史・景観・風情を色濃く残す東山・祇園新橋近く(東山区末吉町77番地6、103番地2)で、京阪祇園四条、市営地下鉄東西線三条京阪、阪急京都線京都河原町の3駅からそれぞれ徒歩3分、5分、7分の繁華街立地。木造2階建て・延べ床面積225.45m2(土地面積171.20m2)、明治初期の建築だとされる。篤志家が13年に市に寄贈。15年に耐震改修と屋根修理工事施行後、今年6月まで別の民間事業者が運用していた。
同センターは、(1)祇園新橋の町並みと風情を守る(2)祇園新橋の新たな魅力を創る(3)京都の文化を世界に発信する――を基本コンセプトに、プロポーザル方式で事業者を公募。事業を持続的に運営できる資金力や企画力、技術力・経営能力のある事業者をセンター内に設置する事業者選定委員会で選定する。民間のノウハウを生かして「歴史ある祇園新橋の特性や外観を生かした利活用」を行い、地域力発信拠点にする。
























