リンクアンドモチベーション 一橋大の伊藤邦雄氏が対談 人的資本経営を解説
住宅新報 2022年12月13日 号 8面

リンクアンドモチベーション(東京都中央区)は、セミナー『「人的資本経営」の実践に向けて』を11月に開催し、ウェブで配信した。
経済産業省のいわゆる「人材版伊藤レポート」を公表した研究会で座長を務めた伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長)と、経済産業省経済産業政策局産業人材課長の島津裕紀氏が登壇。今後の企業が取り組むべき具体的な行動について対談した。
従業員を「人的資本」に位置付ける人材投資を通じ、人材と企業の価値の最大化を目指す「人的資本経営」が注目されている。伊藤氏は、「世界的な潮流の無形資産への投資を劣後させてきた日本は、単に仕事をしていれば業績がよくなると考え、この30年を失った。企業は果たして、優秀な人材を正しく評価してきたのか。従業員のやりがいやウェルビーイング(幸福感)に向き合ってきたのか。各社がこれまでを自省すると〝不都合な現実〟が見えてくるはず」と問題点を提起した。今後は、「人材投資がカギを握る。従来の一律な育成方法ではなく、従業員の〝自律性〟を促す変革が重要になる。適切な環境にあれば、人材は価値を顕在化させて創造を始める。そこから再考する。部署間の横の連携などから着手してみること」と解説した。























