不動産鑑定士レター 不動産鑑定士の仕事とは 変化する環境に適応
住宅新報 2023年1月31日 号 3面
連載: 不動産鑑定士レター

【不動産鑑定士の資格とは】
不動産鑑定士の資格を取得するための最終試験(修了考査)は年に一度実施され、年により変動があるものの毎年約100人前後の合格者が出ます(22年は76人、21年は105人)。22年実施の修了考査における合格者の年齢は22歳から62歳、平均年齢は38.3歳と幅広い年齢層での合格者が見られますが最も多い合格者を出している年代は30歳以上35歳未満、次いで35歳以上40歳未満となっており、30歳以上40歳未満の合格者を合計すると合格者全体の半分程度の割合を占めています。この結果から、不動産鑑定士の資格は社会人となって5~10年程度で不動産鑑定士の資格取得を目指す方が多いといえると思います。大学を卒業し、新卒で就職した企業などで働きながら、不動産に興味を持ち、不動産鑑定士の資格を知り、自らのキャリアを高めるツールの一つとして資格取得を目指す方が多いのではないでしょうか。
私も大学卒業後に7年間、会社員として勤務しながら、その業務の中で不動産に興味を持ち不動産鑑定士の資格取得を目指しました。そして、論文試験に合格、最終的に修了考査に合格したのが32歳の時でしたので不動産鑑定士としては標準的な年齢でのキャリアの出発だったといえます。























