不動産鑑定士レター 立退料の査定とは 財産価値より補償の意味合い
住宅新報 2023年2月28日 号 3面
連載: 不動産鑑定士レター

散髪に行き、髪を切られながら美容師さんと話をしていると、「お仕事は何をされているんですか」という話になることがあります。「不動産鑑定士なんです」と言うと、「へえ~、何する人ですか?」という反応が95%(経験に基づく独自調査による、以下同じ)。ところで、「宅建士の資格も持っていて」と言うと、「すごいですね!」という反応が95%。日常生活で関わる機会が少ない鑑定士ですが、その仕事は、文字通りの土地や建物(不動産)の値段を求めるほか、立退料を求めることもあります。
部屋を借りたことのある方は多くいらっしゃると思いますが、立ち退きの経験をされた方は少ないと思います。
我が国には、建物の賃借人などがオーナーから退去を求められた場合、オーナーから賃借人へ支払われる「立退料」というものがあります。























