古民家宿の物語 日本全国リノベーション (34) 島根県邑南町「日貫一日」(上) 赤い石州瓦の里山集落で暮らしを体験
住宅新報 2023年4月11日 号 11面

古民家宿の場所は島根県邑南(おおなん)町で、同町の中心市街地から車で西に約15分の日貫(ひぬい)地区にある。途中、段々畑が連なり、美しい里山の光景を見ることができる。伝統的な赤瓦の家が点在し、豊かな緑とのコントラストが鮮やかだ。
石見地方では伝統的な赤い石州瓦の家を多く見かけ、新しい洋風の住宅でも用いられていて違和感なく美しい。もちろん「日貫一日」を含め、ほとんどの古民家の屋根瓦は、赤い石州瓦でエキゾチックに映る。
さて、日貫という集落にたどり着き、川を渡った先にある宝光寺の入り口に車を停めた。参道の階段があり、その脇には大きな窓が特徴的な小屋がある。廃材を活用した建物だ。「一揖」(いちゆう)という名前の「日貫一日」の建物の一つで、宿の鍵を受け取るフロント機能を担っていて、カフェとギャラリーも併設している。






















