創刊75周年 ~残せる器~空き家 追跡 空き家増加 都市部でも準備 都内で産学官が試す「調布市空き家等リノベーション促進事業」
住宅新報 2023年4月18日 号 2面

「飛田給ベース」で使う木造住宅
富士見ベースは木造2階建ての空き家を所有者から借り受けて地域住民に開放していたが、所有者との賃貸借契約が切れて惜しまれながら閉めた。飛田給は京王線の飛田給駅と西調布駅から徒歩10分の場所にある木造2階建て延べ床面積82.62m2を活用する。
地元でアート作品を手掛ける「みんぐるりんご」と、プラスチック資源を使い新たな製品を作り出す「pebbles(ペブルス)」が富士見ベースに引き続いて地域住民に開かれたコンテンツを運営する。調布市まちづくりプロデューサーで共立女子大学建築・デザイン学部の高橋大輔教授は、「7月1日にグランドオープンイベントを実施する。地域住民が自由に参加できる企画会議イベント『飛田給コミュニティスペース(名前はまだない)みんなの企画会議』を5月14日、6月3日・17日に開催する。この3日間で場所のネーミング・運営体制へのアイデアなど、やってもらいたい要望などを来場者がポストイットに書いていき、ここで集まったアイデアを2事業者が中心になって審議して、その結果をグランドオープン日に発表する。共立女子大のゼミの学生も参加してワークショップに近いプログラムを考えている」と話す。
利用する戸建て住宅は、数年前まで一般に貸し出していたので状態はよく面積も前回よりも広い。利用者は子育て世帯を想定する。小学校が近いので子供が遊べるような場所をつくったり、駄菓子屋などアイデアも膨らむ中で、さまざまな人が立ち寄れる場所づくりを目指す。























