ひと 企画住宅で持続可能性を訴求 ミサワホーム商品・技術開発本部商品開発部担当部長 石井 かおるさん
住宅新報 2023年5月9日 号 2面
連載: ひと

4月20日に発売した企画住宅「スマートスタイルルーミエ」の開発責任者として全体の取りまとめを担った。社会の変化に対応できる持続可能な住まいを訴求する上で、「環境・暮らし・街並み」の3点を重要なポイントに挙げ、屋根形状や開口部があらかじめ決まっているため、太陽光発電装置の搭載量や断熱性能のUA値(外皮平均熱貫流率)などが容易に把握できる点や、少しずつ形や色が異なる住宅が連続するなど、ルールによって統制できるといった特徴から、「企画住宅だからこそ美しい街や住まいの形成が可能。顧客の暮らしに寄り添い、これからの時代の持続可能な住まいとして企画住宅を発売する意味がある」と、開発の意義を語る。
資材高騰のあおりを受けた中、時代のニーズに沿った独自性、新規性を出しつつ価格の抑制が必要な商品の開発は特に難関だったが、若手社員が新規運用開発や新規部品開発の経験を得ることも意識した。特に家事効率を重視したキッチンやバックヤードゾーンの部品開発は、ディテールや価格設定など、女性社員が中心に尽力したという。
子供のころから、不動産広告で家の間取りを見るのが好きだった。長じて日本女子大学家政学部住居学科を卒業後、ミサワホームに入社。「入社時に本社直施工部隊での現場経験や建設事務経験が、様々なところで役立っている」。民活事業部での建設事務や経理、代願、発注業務、南極プロジェクトの補佐など、多岐にわたる業務や販売会社への出向を経て、商品開発部に配属された。






















