広がる物流不動産ビジネス 業界横断で倉庫に可能性 イーソーコ総合研究所 代表取締役 出村亜希子 第2回 事業機会は幅広く存在
住宅新報 2023年5月16日 号 3面

ネットワークの広さは、すなわち事業の可能性です。属する既存の業界の中だけでビジネスネットワークを構築すると競合が多くなり、事業拡張の可能性も制限されてしまいます。文化の異なる様々な業界の人とつながり、業界の垣根を超えて掛け合わせ融合することで、ビジネスの可能性は大きく膨らみます。
物流不動産ビジネスは、物流と不動産をベースに、建築、IT、人材、金融などを掛け合わせたビジネスです。一つの倉庫からテナントへの賃貸、荷物保管・作業・運送、リノベーション、時間貸し、人材派遣など、様々な切り口で収益を生み出すことができます。収益の多様化が物流不動産ビジネスの強みです。
このような複合提案の営業力は、仕組み化をしていても、やはり「人」による部分は大きいもの。課題になるのは、出身業界による文化の違いです。ディフェンス重視の「物流」とオフェンス重視の「不動産」ではプレイヤーの文化や価値観が異なり、相容れない部分も多くあります。























