主要住宅・不動産企業の23年3月期決算 過去最高更新も伸びは鈍化 用地取得難、資材高騰の影響じわり
住宅新報 2023年5月23日 号 1面
出遅れたホテル・商業が回復 コロナ禍によるマイナス要因が和らぐ
大手ディベロッパーの23年3月期決算は、売上高や各種利益において前期に引き続き、過去最高を更新する企業が相次いだ、特に当期純利益は、5社中3社が二桁増だった。利益水準が上がったのは、住宅価格高騰による高収益化と、コロナ禍で大きく落ち込んだホテルや商業施設の回復が主な要因。22年3月期と比較して、マイナス要因が和らぎ、利益を押し上げた。
一方、過去最高を記録した売上高(営業収益)の伸びは、利益の伸びと比較すると小幅なものだった。前年度比8.0%増と最も売上高の伸びが高かった三井不動産は、海外物件や国内オフィス、商業施設の新規稼働が多く、ここに既存商業施設の回復が加わった格好だ。三菱地所も過去最高を更新した主要因として、海外での物件売却と商業施設・ホテルの回復を挙げた。























