足元に注意、液状化現象 地盤ビジネスに存在感
住宅新報 2023年8月29日 号 14面
日本は過去に何度も大地震に見舞われてきたが、現代の人々の脳裏に焼き付いているのが、阪神・淡路大震災と東日本大震災であろう。特に東日本大震災は、地震の揺れによる倒壊というよりも津波により街が壊滅した。その巨大地震の威力は、東北地方だけではなく関東地方にも及び、液状化現象によって道路がうねり、家が傾くといった被害が広く見られた。近い将来に首都直下型の大震災や南海トラフ大地震の発生が想定される中で、備えの一つとして地盤に着目してみる。
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大都市には、マンションや戸建て住宅などがひしめいている。東京湾岸エリアでは、開発が進みマンションや戸建て住宅の整備が進んだが、これらの地域は埋立地であるだけに巨大地震で液状化現象の被害に見舞われるのではないかの懸念が付きまとう。埋立地だけでなく、東京・下町などの地質は堆積層で軟弱層が多いことから電柱を取り替える工事ですら水が湧き出し、河川に近い場所は地下40メートルの深いところまでズブズブの状態だ。東日本大震災で、千葉・浦安エリアが液状化でマンホールが飛び出ていたり、戸建て住宅が傾くなどの被害が出た。
























