安定収益と高い流動性が支え 不動産市場、23年度後半戦を展望 海外に芽吹く不動産危機も 行き過ぎた床返上に気づく
住宅新報 2023年9月12日 号 1面
中国の不動産大手が存亡の危機に立たされている。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは8月31日に碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス)の格付けを引き下げ、そのニュースが世界を駆け巡った。見通しは引き続きネガティブ。
今回の格下げについて、香港発で同社シニアヴァイスプレジデントのカベン・ツァン(Kaven Tsang)氏は、「カントリー・ガーデン社の流動性のひっ迫とデフォルトリスクの高まりを反映している。カントリー社の社債保有者の回収見通しも弱い」とのコメントを出した。こうした事態は、他の不動産開発会社や中小企業の財務の健全性、プロジェクトの完遂能力の不安を高めて中国国内での住宅購入意欲をそぎ、不動産価格が下落する可能性が出ている。
●中国リスクに警戒感
























