ひと 住みたい街探し色鮮やかに CHINTAIでインスタ企画「#住んだら手帳」を書籍化した 永原 聡子さん
住宅新報 2023年10月17日 号 2面
連載: ひと

街の情報をインスタグラムで21年7月から「#住んだら手帳」として発信してきた。温かみのある手描きマップをあしらって人気化し、フォロワー数が上がっていたところに出版社から書籍化の話が舞い込んだ。インスタに掲載した関東圏119街のうち厳選して半分近い街を、手に取って見たくなるテイストに仕上げた。10月13日(引っ越しの日)に発売したばかりだ。
「毎日カフェ巡りが楽しめる街」、「名作映画と出会える街」などテーマごとに街の情報を集約した。「本と出会える街」は神保町や西荻窪、神楽坂、辻堂でまとめているが、「例えば神保町は書店街だけでなく、カレー店や老舗洋食店なども有名。パッと見てどんな街なのか分かるようにした」。
あの街に住んだらどんな暮らしができるのかをテーマに編集しており、「乗り入れ路線、単身者向け賃貸住宅の平均家賃も載せて街での暮らしをイメージしやすくしている。部屋探し前に見てもらい街選びの参考にしてもらえればいいなと思う。そこに住んでいる人たちがお勧めの、あまり知られていないけどこの店はおいしいよね、というのが載っていたりする。鮮やかな色合いのイラストで、明るい生活が待っていることを思わせるだけでなく、観光マップ的な視点からも楽しめる」といい、もっと他地域も取り上げてほしいというフォロワーの反応に手応えを感じる。「不動産の営業マンにも見てもらえるとうれしい。物件を案内するときの豆知識として役立ててもらえるのではないか。イラストレーターが描いた原画展やイラストマップを作るワークショップなどを開催したい」との企画も温めている。休日は実際に店に行くなどで楽しむ。























