不動産取引現場での意外な誤解 売買編202 長期間遺産分割でもめるとどうなる?
住宅新報 2023年11月28日 号 17面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解

Q.前回、今年施行の改正民法の中でも重要な「共有」の問題点を取り上げましたが、特に共有の「相続物件」に関する規定が重要と聞いています。
A.そのとおりです。相続については、そのほとんどのケースが「共同相続」(共有=民法898条)というかたちをとることから、その遺産分割の段階でもめることが多く、そのまま長い間相続登記をせずに、そのうちに共有者の全部または一部が分からなくなるケースが生じるからです。
Q.今回の民法改正は、そうした問題に対処するためだったのですね。























