古民家宿の物語 日本全国リノベーション (59) 茨城県結城市「HOTEL(TEN)」(中) イベント継続で受け入れ土壌に
住宅新報 2024年2月6日 号 11面

2階の部屋は、あえて以前の雰囲気をそのまま残している
空き家をすぐに活用できないのが、全国で地域活性化が簡単には進まない理由の一つだろう。結城市の場合、「結い市」で盛り上がっても継続的な賑わいへつながらず、終わると静かな町に戻ってしまう。「やはり簡単に空き店舗が借りられないことが原因と分かった」と野口さんと飯野さん。
例えば、大家さんは高齢者が多い。また、店舗併用住宅のため店を通らないと入れず、更に電気も一緒のため他人に貸せない。イベントの2日間だけ貸すことで何とかなったが、構造的に難しいそうだ。空き家になる理由は十人十色で、それぞれいかに解消できるかの提案が重要だという。そのためには、まず本音で話し合える関係性になり、何が本当の課題かを共有できることが大切だ。
信頼関係が重要に






















