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スタンダード会員限定ひと 技術的知見の蓄積、活用へ 能登半島地震の被災地支援に携わったUR都市機構建築設計課担当課長 花房龍宗さん

住宅新報 2024年2月13日 号 2面

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総合
ひと 技術的知見の蓄積、活用へ 能登半島地震の被災地支援に携わったUR都市機構建築設計課担当課長 花房龍宗さん

 1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」。その被災地である石川県へ、UR都市機構が応急仮設住宅建設支援のため派遣した職員の第1陣で班長を務めた。現地の状況を目の当たりにし、「これは、(今後の)復興まちづくりは非常に険しい道になる」と実感した。特に奥能登地域は地理的に交通ルートが限られる上に、道路への被害も大きく、建材など物資の輸送が困難となっていた。

 応急仮設住宅の提供においても、資材不足や積雪など不利な条件は重なったが、支援に集った他県の技術職員やプレハブ建築協会加盟社と共に作業に従事。「(派遣職員の交代の関係で)手掛けたのは建設の段階までで、引き渡しには間に合わなかったものの、災害対応の初期段階で参加して被災者の支援に携われたことは、自分の経験という面も含めて良かったように思う」と振り返る。

 所属は、設計や工事発注・監理など「UR全体の技術系部門を取りまとめる部署」。通常は工事の総合評価や設計、工事仕様書の集約などを始め、「例えばSDGsなど、国策的な分野の具体化に向けた技術的な対応」も手掛ける。近年は工事費の上昇など課題も多い中、新卒後のUR入社から一貫して技術畑を歩んできた経験を生かし、発注方法の工夫などで対応を図る日々だ。

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