脱コロナ1年 不動産が蠢く マンション市場 〝コンパクト=コンセプト〟の風 生き方が住まいに表れる時代に
住宅新報 2024年4月30日 号 12面
単に面積を圧縮し、グロス価格を抑えるだけでは今後のマンション市場をけん引する力にはなり得ない。コロナ後の傾向として、マンション購入検討者の多くが、その物件に「自分にとっての価値」があるかないかで判断をする傾向が強まっているからだ。コロナ下で体験した自分の生き方や在宅時間を大切にしたいという思いは多くの人たちが今も強く抱いている。
顧客(ユーザー)にとっての価値観を前面に押し出す商品づくりは賃貸マンション市場では今や主流になりつつある。リブランの音楽家向け防音マンション「ミュージション」の成功(入居待機者が5000人突破)や、そこから発展したゲーマー向けマンションなどがその象徴だ。コロナを境に、こうしたコンセプト化が今後は分譲マンション市場でも台頭する可能性がある。
■〝おひとり様〟に特化
























