プレハブ住宅各社 在来の木造軸組工法を再考 値ごろ感と品質確保カギ 着工戸数減などに対応 土地仕入れに照準を合わす
住宅新報 2024年6月11日 号 1面
24年4月までの持家における新設住宅着工戸数は29カ月連続で前年同期を下回るなど、厳しい市況が続いている。23年度の新設住宅着工戸数は81万9623戸(前年比4.6%減)で3年ぶりに減少した。そのうち、建築工法別では、プレハブ建築は10万3403戸(同8.1%減)と一般住宅に比べると、相対的に下げ幅が大きく、価格の上昇により購入しにくくなっている面も考えられる。在来の木造軸組み工法に取り組むことは、値ごろ感を確保するといった側面もある。
大和ハウス工業は、17年4月に「プレミアムグランウッド」を発売以来、木造戸建て注文住宅における高価格帯商品の開発に注力。21年には、木造とRC造の混構造商品「MARE」を発売するなど、木造は富裕層ニーズへの対応力強化のコンテンツとなっていた。23年度に木造戸建て住宅で300戸を供給した。そのうち注文住宅は262戸を占めている。
一方で、同社は1次取得層向けに建て売り分譲住宅へのシフトを推進。戸建て分譲住宅を27年度で7000棟に拡大する方針を打ち出しているが、それと並行して、戸建て分譲住宅の木造化にも取り組み始めた。























