ひと ドバイ売り込む日本支店を視野 アペックス キャピタルリアルエステート CEOヴィマル ヴァヤさん
住宅新報 2024年8月6日 号 2面
連載: ひと

アラブ首長国連邦の一角で世界の富裕層が集まるドバイ。日本の消費税に相当する付加価値税(5%)のみという魅力を武器に世界中から資金を引きつける。
「ドバイ在住者の92%が外国籍だ」。そう話すヴァヤ氏の国籍もインドだが、ドバイ生まれのドバイ育ち。1970年代後半に父親がインドからドバイに移住し、ジュエリービジネスで成功を収めたが、ジュエリービジネスを継がずに不動産ビジネスに参入した。広告が街中にあふれるほど活況であることと、「妻の兄も不動産ビジネスを手掛けていたことで、『妻が不動産を仕事にしてみたら』との一声が背中を押した」と話す。中古売買を専門とする仲介会社で不動産キャリアをスタートさせた後に22年10月5日にアペックスを設立して順調に成長している。15カ月ほど前まで約8人だったスタッフは多国籍で42人にまで増加。ドバイの不動産取引は活発だ。昨年の取引市況は11万8500件超と過去10年で最大規模で、今年も上半期は前年同期比1.2倍で推移している。
「日本のお客さんと取引を始めたのは3年ほど前から。ドバイはあまり知られていないように感じた」と話す。今後の展望としてドバイの取引を拡充させていく中で、「ファイナンス面や短期レンタル、インテリア領域で購入者をサポートするサービスを展開して業容も拡大する。日本人との接触を増やすため将来的に日本にブランチ(支社・支店)を置くことも考えられる。日本に拠点があればお客さんの安心感にもつながるしね」とニッポンの需要掘り起こしを展望する。























