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スタンダード会員限定登記手続き細心の注意を ~畑中学 取引実践ポイント~ 「司法書士とのやり取り」 不動産ビジネス塾 売買仲介 初級編(58)

住宅新報 2024年8月6日 号 16面

総合
登記手続き細心の注意を ~畑中学 取引実践ポイント~ 「司法書士とのやり取り」 不動産ビジネス塾 売買仲介 初級編(58)

 不動産取引において最後の仕上げとなる各登記手続きは重要となる。したがって、登記を行う司法書士との密な連絡は重要と言え、勘違いや間違いは起きないようにしておきたい。特に間違いが起きやすいのは(1)登記費用、(2)登記に関する必要書類、この2点だろう。どちらも私たち不動産取引を扱う者が司法書士に細かく情報や資料を渡しておけば防げるものだ。

 まず(1)登記費用だが、間違い等が起きやすいのは費用の算出についてだ。買主の場合、所有権移転登記費用は評価証明書(もしくは評価額が分かる公課証明書)を司法書士に渡せば登録免許税を含めて正確に計算してくれるのでそう間違いは起きない。

 しかし、抵当権設定における登記費用は融資額が計算根拠のため、融資額が増減すると登録免許税等も変動する。増減したならすぐ伝えるのが原則だ。一方、売主の場合、登記情報に記載されている住所氏名が現在の住所氏名と異なるなら、変更登記が必要となる。変更登記費用がかかるので司法書士には必ず伝えておく。また、売主が登記済権利証や登記識別情報通知書を紛失していたなら、司法書士による本人確認情報の作成が必要となる。費用が別途かかる点にも注意が必要だ。

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