古民家宿の物語 日本全国リノベーション 75 千葉県「南房総天神郷の宿 昊 昊―Sora―」(上) 地元の建設会社が自社企画で参入
住宅新報 2024年9月10日 号 11面

過疎化が進む山間部
「伊予ヶ岳」を望む場所に、古民家宿が今年開業した。手掛けているのは、地元の建設会社・戸倉商店だ。宿泊業への初の挑戦となった。普段は地元で住宅設備工事やリフォームを手掛けており、頻繁に入る空き家情報から、新規事業を温めていた。この宿の物件は、前の家主が利便性の高い地域に引っ越すことにより、相談を持ち掛けられたのが始まりだった。
19年に千葉県での台風被害を受けた際、この建物も屋根が大きく損傷した。前の家主が修繕して建物を維持していたことから、空き家として放置しておくのはもったいないこともあり、21年の10月、戸倉商店は買い取りを決意。それも宿を運営することにした。






















