ひと ストック重視、質的向上図る 7月に国土交通省の住宅局長に就任した 楠田幹人さん
住宅新報 2024年10月1日 号 2面
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住宅局長への就任について、「非常に重要なタイミングで住宅局長を拝命した」と襟を正す。足元では、デフレ経済からの脱却が見込まれる中、住宅価格の上昇と共に、金利動向の変化も想定されている。そうした社会経済の環境を受け、「住宅市場も、従来とは少し異なった形へと変化していくだろう」と見通す。同時に、住生活基本計画についても「おおむね5年ごとに行う見直しへ向けて、早ければ10月中にも具体的な議論を始める」という時期であり、今後の住宅政策全般を支える土台づくりへの意識が求められる。
その他にも、「令和6年能登半島地震」の被災地における恒久的の住まいの整備、25年4月の省エネ基準の原則義務化への準備と対応、法務省の進める区分所有法改正に向けたマンション政策の議論なども、今後1年間で想定される大きな動きだ。「一つひとつの課題にしっかり向き合っていかなければ」と述べ、円滑・着実な対応に力を注いでいく構えだ。
足元の政策テーマとしては、「やはりストック重視、質重視という観点が、基本的な方針としては最も大きい。現在をその社会的な実現へと進む過渡期と捉えて、しっかり推進していきたい」と語る。「良質な新築住宅の供給と共に、リフォームや建て替えの水準を高め、既存住宅ストックを活用して、豊かな住生活を実現するというのが住宅政策の大きな流れ。併せて、空き家への対応もしっかりと進める必要があり、この3項目にバランス良く取り組んでいく」と方針を述べた。






















