「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第60回 大手法人契約でも「再契約型」定借を容認した事例
住宅新報 2024年10月22日 号 20面

前回、弊社で管理を受託したファミリータイプの区分を賃貸に出すまでに商品化していく流れについて書いた。今回は商品化した物件に客付けしていく中で得られたものについて共有したい。
都内の郊外に位置するファミリー区分にはそれなりに競合物件がある。しかし以前もこの稿で分譲賃貸の優位性や競争力について述べた。一般的なファミリータイプのマンションやアパートに比べて壁厚などがしっかり取ってあり、防音性やその他の造りも良く、郊外では所有者自身が住んでいることが多いため自治が機能していたり、設備が良いことが多い。
そういうメリットを知っている借り手の中には分譲賃貸を狙って探す人も少なからずいる。アットホームなどのポータルサイトには検索する際に「分譲タイプ」という文言のチェック項目があるくらいである。したがって、ポータルサイトに掲載すればある程度の反響があることは予測できた。家賃設定はオーナーとの相談で相場より若干高めにして各ポータルサイトに掲載した。






















