不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第26回 「ZEH住宅」の急成長 日常生活から脱炭素化に貢献
住宅新報 2024年11月12日 号 7面
大学の講義中に「持続可能な住宅」という言葉を聞いて、持続可能な住宅とはどのようなものなのか気になり、更に「ZEH住宅」というものを知った。ZEH住宅にすることで電力を節約、電力を蓄えられるというところに興味を持った。
持続可能な社会を目標としている世界において、ZEH住宅はどのような重要性を持つものなのか。ZEH住宅は、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)」の略語である。太陽光発電による電力創出・省エネルギー設備の導入・外皮の高断熱利用などにより、生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅のことである。資源エネルギー庁によれば、2020年には、ハウスメーカーが新築する注文戸建住宅において、約56%がZEH住宅となっている。
ZEH住宅にすることによって生まれるメリットが、いくつかあげられる。まず、光熱費の削減につながる。無駄な電力を生み出さない省エネシステム・断熱の強化・太陽光発電による自家発電によって、光熱費が削減される。加えて、太陽光発電で余った電力を電力会社に売電し、収益も得られる。次に、生み出した電力を蓄えておける蓄電池を設置すれば、災害時用の非常電力を備えられる。更に、ZEH住宅内では、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境で過ごすことができる。最後に、将来的に高く売却できる可能性がある。























