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スタンダード会員限定ひと 想像力高め防災を自分ごとに 国立研究開発法人建築研究所の住宅・都市研究グループ主席研究監 竹谷 修一さん

住宅新報 2024年11月19日 号 2面

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総合
ひと 想像力高め防災を自分ごとに 国立研究開発法人建築研究所の住宅・都市研究グループ主席研究監 竹谷 修一さん

 建築や住宅、都市計画等に関する研究開発を担う建築研究所(建研)。国の政策と研究グループの方針、各研究者の創意工夫により様々な研究が行われる中、主に〝都市と防災〟に関わる研究に長年取り組んでいる。現在の主なテーマは、「マルチハザード」を想定した街づくりのあり方で、水害対策を中心に建築・土地利用の方向性について研究。同時に、主席研究監としてグループの後進育成やマネジメントも手掛ける。更に、早稲田大学大学院で「都市防災計画特論」を担当する講師の顔も持つ。

 96年に建研に入った後、01年からは同じ国土交通省所管の国土技術政策総合研究所(国総研)へ。両研究所を通じて、街づくりにおける防災・減災や、実際の自然災害発生後の調査・分析に携わってきた。特に国総研では「テーマとしては市街地の防災性能に関する研究を中心に取り組んできた。現在の研究は、それにつながる形とも言える」と話し、培った経験を生かしながら、新たな知見の探求に尽力する。

 今後取り組む予定のテーマとしては、水害時の事前防災・減災の分野で、「被害量の定量的判断」を考えていると語る。災害被害を100%防ぐことが現実的に困難な場合に、〝どこまでの被害なら、どの程度都市機能を維持できるか〟という定量的な基準を探り、可能な範囲の減災を図るための指標づくりだ。

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