「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第62回 自社でホームステージャーを育てるメリット
住宅新報 2024年11月19日 号 18面

今月11日に東京国際フォーラムで開催された一般社団法人日本ホームステージング協会主催の「ホームステージングフォーラム2024」に行ってきた。熱気に包まれた会場で国内におけるホームステージングの機運の高まりを感じた。
冒頭では代表理事の杉之原冨士子氏による講演があり、協会が監修するホームステージャ―の資格取得者が5000人を超えたことが報告された。受講者の75%が女性であることは想定できたが、その多くが仲介業者ということは意外だった。どうしてそのようになるのか、後に説明されたホームステージング白書2023で明らかになった。
白書についての発表では、不動産仲介業者の「すべての物件にホームステージングを実施する」が最多となり、さらに仲介業者が「自社でホームステージングを実施」する割合が、ホームステージング会社に依頼する割合を上回ったことが報告された。ホームステージング会社に依頼するよりも自社でホームステージャーを育て、各物件にホームステージングを実施することでコストダウンになり、柔軟かつスピーディーな対応ができるということなのであろう。さらにそれが不動産に精通していてお客様と直に接している営業担当者であればなおさら効果的なステージングができる可能性がある。実際、協会主催のホームステージングコンテストで仲介業者がバーチャルステージング後、3日で成約になった事例が紹介されていた。






















