大手デベの木材活用戦略 脱炭素社会に本腰 事業採算性と収益性を重視
住宅新報 2025年3月11日 号 1面
日本初のワンストップ工場
三菱地所は2020年1月、「木(もく)」を活用する社会の実現を目指し、竹中工務店、大豊建設、松尾建設、南国殖産、ケンテック、山佐木材の林業・建築業6社と総合林業事業会社「MEC Industry」(鹿児島県霧島市)を設立した。その後、同県湧水町に敷地面積9万845m2、延べ床面積2万6981m2の「鹿児島湧水工場」が完成し、22年6月から本格稼働を始めている。
これまで林業・木材分野では、木の生産者から家などの商品の販売に至るまで、多くの業者が介在し取り引きを繰り返す中でコストが積み重なっていった。MECIndustryは自社工場を持つことで、分断されていた原木調達、製造、製材、加工、組み立て、販売のビジネスフローを1社で担い、中間コストを抑制したビジネスモデルを確立。低コスト、高品質の製品製造を可能とした。























