ひと 悩む前に飛び込んでみる 〝お金〟に関わる最新のテックサービスで企業を支えるマネーフォワード ケッサイ 中野綾乃さん
住宅新報 2025年4月8日 号 2面
連載: ひと

まずは飛び込んでから――。生来の〝パイオニア精神〟は、海外生活で更に磨かれた。現職のファイナンス事業本部本部長の役職でもプレイングマネージャーとして各地で自ら訴求し、顧客の声を聞く。実務現場で動きながら考えている。
これまでは流転が多い。「セーラー服に憧れて」、小学校受験でせっかく入学しても途中から父親の仕事の関係で台湾に飛び、中学時代まで過ごす。両親の海外旅行好きな遺伝子は兄にも及び、「とにかく行ってみよう」と、家族全員で移住した。忘れえぬ海外の原体験が自身を突き動かし、高校時代には、シンガポールで一人暮らしを始めた。
帰国後は、早稲田大学スポーツ科学部で立地の関係から〝所沢体育大学〟と揶揄(やゆ)されつつ、インストラクターを夢見た。ただ、海外への憧憬が募り、「語学力を生かして、また海外で自身の可能性を追及したい」とメガバンクに入社した。堅い職責できっちりと社会人の基礎を叩き込まれた。従前の〝目立ちたがり屋〟で破天荒的な生き方が「ようやく良い方向に軌道修正された」と笑う。






















