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スタンダード会員限定ひと 事を成すのは人のつながりと志 住宅金融支援機構で被災地対応に取り組む住まい再建支援部長 林憲政さん

住宅新報 2025年6月10日 号 2面

連載: ひと

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ひと 事を成すのは人のつながりと志 住宅金融支援機構で被災地対応に取り組む住まい再建支援部長 林憲政さん

 24年元日の能登半島地震を受け、同年2月に創設された現職に初代として就任。それまでは九州支店勤務だったが、16年の地震で大きな被害を受けた地元・熊本を始め、約10年にわたり全国で重ねてきた被災地復興支援への取り組みが、同機構トップを始め内外から高い評価を受け、本店の新設ポストに抜擢された。組織全体の災害関連業務をマネジメントする専任の司令塔であり、今も毎月被災地へ足を運ぶ日々だ。

 同機構の被災者支援策は「災害復興住宅融資」で知られるが、「融資はあくまで手段の一つ」と述べ、被災市町との連携構築や相談会開催、機構内外への助言など、被災者の住まい再建に関わる幅広い活動に携わる。「ある意味、組織や業務の枠を越えた取り組み」と語るが、その背景には、被災地の現場で「組織の壁」が復興を妨げる様を目の当たりにしてきた経験がある。「それを取り払うため、自分の体験、知見が説得力になれば」と責任感を示す。

 新卒で旧住宅金融公庫に入り、九州の支店を中心に勤務。人事や「フラット35」等の営業などを経て、熊本地震を機に災害分野に携わることとなった。自身や家族も被災者でありながら、週末も昼夜もなく地元被災者の住まい再建を支えた。

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