古民家宿の物語 日本全国リノベーション 113 山梨県甲州市「るうふ蔦之家」(下) 宿そのものが体験となる空間設計
住宅新報 2025年10月7日 号 21面

ワインの里をつなぐ
「るうふ 蔦之家」が重視しているのは、地域とのつながりを軸とした体験の設計である。勝沼町は言わずと知れた日本ワインの聖地。周辺には小規模ながら個性的なワイナリーが点在し、土地の風土とブドウの個性が息づいている。「蔦之家」では、その地の魅力を宿泊体験の中に自然に取り込む工夫がなされている。
室内には専用のワインセラーが設けられ、地元ワイナリーのワインが常備されている。専用グラスで自由に楽しめるだけでなく、徒歩圏内のワイナリーをめぐるためのオリジナルマップも用意。宿に泊まることがそのまま「勝沼の魅力を味わう旅」になるような導線が設計されている。






















