古民家宿の物語 日本全国リノベーション 118 広島県竹原市「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」(中) 時間の蓄積を美しさに転換
住宅新報 2025年11月25日 号 19面

丁寧な「保存修復」へ
今回の工事では、構造材や建具など、使えるものは極力残す「保存修復」の思想が徹底された。中でも注目すべきは、解体時に見えてきた土台の構造や梁の痕跡を読み解き、建物の〝記憶〟をたどるようにして再構築された点にある。
古材は一本一本手入れされ、構造補強には建物の良さを損なわない形での補強が実施された。また、傷んだ部分は同種の木材で継ぎ、あえて〝直し跡〟を見せることで、時間の蓄積を美しさに転換している。






















