第92回「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 入居前の留意点
住宅新報 2026年1月27日 号 14面

前回は筆者の入居前点検が甘かったためお客様の解約につながった事例を紹介した。そのことがあって以後、筆者は入居前点検を入念に行うようにしている。今回はどんな点について点検しているかをいくつかお伝えしたい。
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まずは床・壁・天井の汚れや傷がないかを全体的に確認する。多くの場合は原状回復が終わっていればほぼ問題ないはずであるが見落としがある場合もあり、その際はその汚れや傷の程度によっては急ぎ入居までの間に修復する。例えばそれが壁のビニールクロスの汚れであればDIYでできる布に洗剤を付けてこすりながら消す簡易な方法を試すこともある。それで落ちない場合は業者を呼んでクロス洗浄で落とす。クロス洗浄で落ちない場合や修復が難しい傷の場合はクロス貼り替えで対応する。その際に業者を呼んでその面の貼り替えをすることもあるが、傷の具合によって部分補修にすることもある。最近もクロスの部分補修をする機会があったが、元の傷を探してもわからないほどに修復されていた。床フローリングの傷の修復についても、貼り替えではなく部分補修を行うことで対処できることが多い。






















